色がわからない 第1話

エネルギー




小学1年の頃の、

私の塗り絵の再現版です。

塗り絵の完成に大満足の

当時の私は学校から家に持ち帰り

母に見せた、その瞬間でした。

母の顔が、急に引きつり、

黙りこんだその姿を、

今も鮮明に覚えています。

恐らく多くの方も感じた、その違和感。

「犬は緑色おかしいでしょ?」

「茶色に見えないの?」

そうなんです。

見えないし、分からないのです。

『先天色覚異常』『色弱』『色盲』

とか世間で呼ばれる

色が分からない?難しい?

色覚特性を私は持っています。

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