「きしめん、20年位、食べとらんな・・・」
新幹線が名古屋駅に到着した時、
車窓から見える『住よし』の看板を見ては、
つぶやく独り言です。
20年位前、産業機械の営業マンとして、
名古屋地区も担当していた若かりし日の私。
営業の帰りの小腹をすかせた私にとって
新幹線ホームのきしめんで腹を満たし、
新幹線に乗り込み、缶ビールで、
自分に乾杯する時間は至福のひと時でした。
そこから、20年以上、職も、住処も変わり、
名古屋駅を、そして、きしめんを、
素通りしてきました。
今回、奈良に勉強会に行く機会が出来たことで、
新幹線から近鉄特急ひのとりへの乗り換え時間を
多めにとって、きしめんタイムを作りました。
きしめんタイムの為に、朝飯抜き。
空腹で迎えた、きしめんタイムは、
いや、正確には、かき揚げきしめんタイムは、
踊る鰹節、だしの香り、めんをゆで上げる音、
立ち食いの感覚、そして味と、五感全て動員しての
「ほんま美味しい」至福のタイムでした。
いつかは、食べてみたい、
ではなく、
いつ食べるのか決めて、時間を作ってみる。
至福の『〇〇タイム』、エネルギーめっちゃ上がります。
本日も、氣楽に、氣軽に、氣長にどうぞ。